FAWA (Federation of Asia pacific Women’s Association)の歩み

1959年 フィリッピンにて設立

起源と目的

  

第二次世界戦争後の日本復興の為の視察団の一員として相馬雪香氏(尾崎記念財団副会長、難民を助ける会会長)がスイスの国際会議にてフィリッピン女性国会議員ペクソン女史と出会う。

その席でアジア太平洋の女性の相互理解と連帯を深める必要性を深く認識し、帰国後フィリピンの女性を中心に各国に呼びかけ9年後の1959年フィリッピンにて相馬雪香女史、ぺクソン女史、ミネルバ博士らを発起人として設立の実現となる。

以来多様なアジア民族の交流を通して女性の連帯を深めるため、すでに23回の国際会議を交代で開催してきた伝統ある国際組織。

設立当時、アジア女性の国際的交流の機会はあまり無く、又FAWAは一国二団体のみの加盟規約だったため広がりには制約があった。

しかし1995年北京会議以来のアジア地域の女性NGO団体増加に伴いFAWAは加盟団体を増やし、多くの女性を巻き込んでアジア地域の女性問題の直接解決に活動を広げている。

日本に於いても1970年第5回神奈川、1992年第14回大阪、2007年第19回東京でFAWA 国際会議を開催し、多くの日本女性の国際的な視点育成に貢献している。

FAWA国際会議の歴史

1959年設立会議がフィリピンにて行われた。

6月17日Arellano大学にて第一回総会開会、憲法決議が下記加盟国により受諾、誓約された。

参加加盟国 ビルマ グアム ラオス シンガポール 台湾 タイ ベトナム フィリッピン インド 日本 韓国 

以来二年毎に選出された会長の国にて総会を開催 (必要に応じて中間会議を開催)

Geronima T. Pecsonn

相馬雪香女史 

Mineruva G.Laudico

過去のFAWA開催国とテーマ